全ての漫画が無料で読み放題、大量の原画が所狭しと並ぶまんが美術館はマンガ好きの楽園

ツーリング

yokonaga

山形県の横手市といえばかつてB級グルメの「横手焼きそば」で一世を風靡しました。

そんな横手市には「横手増田まんが美術館」という漫画すきとしては一度は訪れてみたい場所があります。入館は無料で常設のスペースは別料金はかかりません。

横手市増田まんが美術館は、現代の蔵としてマンガ原画の収蔵と展示に特化しためずらしい美術館。

期間限定で特別展示に関しては有料となります。当時はクレヨンしんちゃん原作30周年記念展をやっていました。有料は1000円位だったかな?たしか。

開館直後でしたが、この日小学校の社会科見学かなにかで大勢の子供たちが来ていました。

人気マンガ家の原画が大量に収蔵され、貴重な原稿を間近で見れます。特に地元出身の『釣りキチ三平』の作者矢口高雄先生、『銀牙』の作者高橋よしひろ先生の作品は数多く展示されています。

入り口入って左手側から「常設スペース」があります。

1階から始まってスロープを通って2階へと続いたところまで。壁には年代も幅広く、多くの原画が展示されているので、40代以上の人達にもなじみが深いマンガや、最近のマンガもあるので、どの年代の人達も楽しめる作りになっています。

2階にはマンガの名セリフが壁を彩るスペースもあります。これだけを動画や画像編集の素材として使えそうだな(笑)

高さ約10メートルのマンガウォール。壁一面に、名作マンガの名シーンを引き伸ばしたパネルもコレだけで見ごたえあり。

漫画喫茶と見紛うばかりの漫画の数々。

これが全て無料‼

ジャンプやマガジンなどの週刊誌もあり、こんなものが首都圏にあったら漫画喫茶は潰されるし、混雑必死のパラダイス‼

ですが、購読時間は1時間と明記してありました。そりゃそうですよねw

少年漫画、少女漫画ジャンル問わず収蔵されています。至る所で小学生が座って読みふけってました。

「ウォォォー」というセリフのイスは、釣りキチ三平のセリフらしい。上からみると「ウォォォー」って感じ。そこに座って漫画読むこともできる。贅沢ねぇ。

美術館には「マンガカフェ」もありますし、ワークショップスペースも随時開催しているみたいです。トイレにも漫画の擬音を使った面白い仕掛けもあったりと、面白い突っ込みどころが満載の横手増田まんが美術館。

マンガ好きには一日ここで余裕で過ごせるくらいの楽園。横手に来た際は一番に行ってみたい場所。