【グルメ旅・長野県佐久市①】中込駅から徒歩3分の飲み屋街を歩く。

放浪記

yokonaga

2022年の4月18日から人口1000人未満の街を車で走る放浪をやってきたんでオススメのお店を紹介したいと思います。の、長野県佐久市編。

今回は一人じゃなくて、車の運転を神奈川県大和市の駅前で「炭火焼鳥 やまむら」を経営している店主の山村氏と共に行ってきました。

飲食に関してプロです!幅広いジャンルでプロです!(俺は中々のバカ舌なので指南役をお願いしました)

甲府から人口500人ちょいの丹波山村を経て北相木村のほうへ。金峰山の周辺をぐるっと回って行きます。

↓↓丹波山村の記事は下記からご覧ください↓↓

【グルメ旅・山梨県丹波山村編】限界集落丹波山村で鹿や馬のジビエが楽しめる

1985年8月12日に起きた、日本航空123便の事故。航空機の単独事故としては世界最多の死者数を出した墜落場所の第一報として名前が出た場所。結果もう少し東の上野村という群馬との県境、御巣鷹山だったわけだが。

この事故で子供ながら飛行機に対して長い事トラウマがあった。

時間の都合で御巣鷹山のほうまではいかずに北相木村周辺を見てみたけど、何もない。

そもそも北相木村に飲食店がなさそう。

南相木村とかその辺にはあるみたい。御座山を突っ切るルートがあるみたいだけど暗くなると、走行が相当困難な感じだったので、佐久市へ向かう事にしました。

途中、SAでほうとうを食べたが、まぁ普通ですね。普通。

JR小梅線の中込駅周辺に宿を取って、丁度その辺が飲み屋街。駅から千曲川のほうに3分位歩いたらその周辺が飲食街&飲み屋街となるわけですが、

通常、都心部でイメージする飲み屋街とはかけ離れて寂しい感じ。

そんな中、海の無い長野県にある「牡蠣酒場 海運亭」に行ってみた。


お店はかなりバーみたいな感じでこぎれい。20代前半の若い兄さんと高校生のアルバイト女性の2人が居ました。オーナーさんは別にいるみたいですけど。

牡蠣は全て北海道の厚岸から仕入れてるらしく、生も旨い。連れは最初一つ食って、追加で4つ注文。ウニとイカを和えたものも、酒がすすむくん

焼きでいただくこともできますが、わさび醬油でいただく刺身もある

イカの丸干しが、ハラワタそのままで、味が濃厚これがうまい!

焼酎や日本酒がススムやつ。予算は一人4000円位あれば余裕で飲み食いできる感じ。都心で同じものを飲み食いしようとすれば5000円はゆうに超える。

2店舗目は中込駅からまっすぐ進んだ場所にある「和泉」。


6~70代くらいと思しき夫婦とその息子さんがやっている50年近くやってる老舗のお店。1974年位からやってるって言ってたかな。

かつては別の場所にあったらしいけど、この辺一帯が区画整理された時に、今の場所に移ったみたい。

途中、女将さんに神奈川県から来たことを伝えたら、隣の席にいた地元の常連さんがめっちゃ食いついてきて、そこから意気投合したら日本酒やら、湯豆腐やらガンガンに頂いてしまった。

お通しからマグロととろろを和えたものに、もずく酢とこれだけでも一杯イケてしまう豪華さ。

アワビのステーキもいただいた日本酒「寒竹(かんちく)」とよく合う。


ちなみにお店の一本手前あたりの通りが、30年位前の区画整理の際に、横浜・馬車道の通りをモチーフにして作られたらしい。

女将さんは、佐久のその場所がとても気に入ってるということで、一度モチーフになった馬車道に行ってみたいと言っていたが、多分こんな閑静な場所は今の馬車道には残ってないよなぁ。

夢を壊してしまう事になりそう。今の関内周辺を見たら。

夜の22時過ぎに和泉をでてみたけど、歩いてる人は誰もいない。我々二人だけ。いくら平日とは言え誰も歩いてなさすぎ。

90年代初頭までは肩が触れ合うほどにぎわっていたと、三件目に訪れたスナック「you」のママ(60代くらい)が言っていた。

でも、こういうポツポツと今でも細々と残っている飲み屋街が味があっていいのよ。渋めのお店で大人飲みをしたいって人にはかなりオススメのスポット。

長野県佐久市の中込駅周辺の飲み屋街。まだまだこれからも頑張ってほしい。