【グルメ旅・山梨県丹波山村編】限界集落丹波山村で鹿や馬のジビエが楽しめる

放浪記

yokonaga

人口528人(2018年)でそのほとんどが65歳以上、いわゆる限界集落の丹波山村へ行ってきた。ルートは甲府から向かったので1時間位。

今回は一人じゃなくて、車の運転を神奈川県大和市の駅前で「炭火焼鳥 やまむら」を経営している店主の山村氏と共に行ってきました。

飲食に関してプロです!幅広いジャンルでプロです!(俺は中々のバカ舌なので指南役をお願いしました)

甲府川から、大菩薩ラインに沿って雲取山を昇っていくと、峠の一番上と思しき場所辺りに「柳沢峠茶屋」が出てきます。


11時前くらいに通りかかりましたが、10時くらいからやってる模様。ホントにやってるのか怪しかったけど、営業中の小さなネオンが光ってたので恐る恐る入ってみたら60代くらいのお父さんが中からでてきて前払い制で注文。

ノリとラー油がトッピングされた「私の肉そば」、「俺の肉そば」がオススメみたい。違いは麺が1玉か2玉か。

店内は自分ら2人以外誰もいない。水&お茶はセルフ。誰もいないからか店内は寒い。

10分くらいで注文した「私の肉そば」と「とろろうどん」が到着。

前日甲府で飲んでたので、優しい味で胃にスルっと入ってくる。こんな時は薄味がうまい。お水が違うのかな。

街を出たら道中はココ以外、飲食できるところは全くないと言っていい。多分自販機とかも無い。休憩するならここで一服するしかない。

ということで、さらに雲取山のふもとを進んでいく。道中は民家が無い。一つとか2つとかじゃなくて0。全くない。建物が無い。

そして甲府から約60km離れた丹波山村役場周辺に到着。ここだけに集落が集まっている感じ。完全に陸の孤島。多分全人口の9割以上がココに集中してそうな感じ。

そして到着しました。「道の駅 たばやま」。

周辺をみれば家々が見えるかもしれないけど、この道中はホントに何も無い。ちなみにもう少し大菩薩ラインを東に進むと奥多摩湖にぶち当たる。つまり東京都となります。


道の駅には売店だけでなくカフェテラス、日帰り温泉もやってる。

さっきうどん食べたのでTABAテラスという軽食屋で280円くらいの鹿ゴロッケを頂いた。

鹿ってクセがあるのかどうか知らんけど、全くなんのクセも感じず、旨い!鹿の肉ギッシリです。鹿カレーとかもあるし、朝9時から営業もしてるみたいなので、朝飯狙いで日帰り温泉の後にテラスでゆっくりするのもいいかも。

まぁとにかく何もない。さっきの柳沢峠茶屋からココまで、口にできるものを扱ってる店が0ですからねぇ。

ちなみに雲取山っていうのは鬼滅の刃ゆかりの?山とかなんとか道の駅に書いてあった。

のぼりも鬼滅カラーがいたるところにでていたのですり寄ろうとしてるんだろうけど、現実は厳しそうだ。

いつまでも鬼滅ブームが続くわけないし、ホントに陸の孤島って感じの村だ。10年後も村として存続してるのだろうか。