2021年7月12日に総務省がインターネットなどの通信サービス解約の際に上限額を「1カ月分のサービス利用料相当額」に制限する方針を示した。
これによって、通信会社間の移動がしやすくなると、思っているようですけれども、元ネット回線スタッフ経験者の立場から見てみると、仮に通信会社の解約料金を月額料金1か月分にしたところで、ユーザーの移動にはつながらないと思います。
量販店で働いてる時のネットユーザーが乗り換えをしない理由のTOP2
- 1 変えるのがめんどくさい。
- 2 変更した後の設定がわからない。
解約料金が高いとか、そういう話はこの2つが解決して、初めて気にするところなので、解約金が仮に1か月になったとしても通信会社間の移動という事にはならない。
実際にこの記事をご覧になってる方は、今のスマホ、パソコン、タブレットなんかのWi-Fi設定とか一切変えずに安くなればと考えてるはずです。
『通信会社変えなくていいからやすくしてほしい』
これもキリがないほどユーザーの希望として聞いてきました。
ということで、現在の環境一切変えずにインターネットの月額料金を安くする術を3つご紹介します。
その前にまず、ご自身の契約している通信会社の請求内容を確認してください。
紙面で郵送されている人はその中身を。メールや電子書類で貰ってる人はそちらをご確認ください。電子書類関連の方は通信会社の専用サイトからログインして確認する方法もあると思います。
請求内容を確認したうえで、現在の料金がインターネットだけで
戸建てなら8000円以上、
アパート&マンションなら5000円以上の人は以下の記事で安くなる可能性大です。
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① オプション契約の解除。
NTT系の回線を使ってる人はかなり多いと思いますけど、フレッツウィルスクリアやリモートサポート、出張サポートなどはこのオプションサービスという類です。
特に量販店で家電製品の値引きや、キャッシュバックと一緒に加入した方は高確率で加入してます。というか本人が望まなくても店員から勝手につけられています。
au光や、ケーブルテレビの回線をつかってる人も名前違っても同じようなオプションがついてる可能性があります。
au光の請求明細例ですけど、他の通信会社も同じような項目の内⑦のところでよくわからない項目に300円~500円とか料金がかかってるものがあれば、通信会社のサポート窓口に電話して即やめましょう。
「フレッツウィルスクリアを今月で解約します」
とかの感じで伝えればOK。
この手の通信会社が提供してるオプションは即解約しても違約金とかがかかることは無いパターンがほとんどです。ただ、解約月分は必ず支払い義務が発生します。
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②プロバイダのプラン変更
プロバイダにもプランがありますのでそのプランを変更すればそれで安くなることもあります。
ちなみにプロバイダっていうのはOCN、Yahoo!、so-net、ビックローブ、NTTぷらら。とかです。同じような請求書があるはずですが、OCNやケーブルTV、au光を使ってる方は通信会社から送られて来る請求書にひとまとめに記載されている可能性があります。
改めて確認してみましょう。
プロバイダの中にも設定無料サービスや、無線ルーター貸し出しプランみたいなものがあります。市販のルーターを購入して使ってるとか、そもそも設定をお願いして使うことが無いって人は、そういうプランが無駄です。
そもそもプロバイダはネットに繋ぐうえで必要になるIDとパスワードを発行する以外はサービスとして必須のものはありません。
一般的なプランは各プロバイダのサイトに行って最安のプランを選べばOKです。安いところは500円位からあります。1000円超えてるプランを使ってたら絶対安くできるプランがあります。
変更する場合はプロバイダのサポート窓口に連絡して安いプランに変更してもらいましょう。
OCNを例にすると
「安心プラン」と「お任せプラン」で毎月300円位変わります。
『おまかせプランを安心プランに変えてください』
的な言い方でOK
プロバイダのプランを変えても今使ってる設定を変更する必要は無いです。
ただ、プロバイダのプラン変更は解約金がかかる可能性があります。OCNの場合は8000円とか。
でも、長い目線でみれば変えたほうが結果的に得です。ダラダラ払うのは良くありません。
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③コラボ光を検討する
NTTフレッツ光を今も使ってる方は、プロバイダーと通信会社の請求が分かれてるので、スマホやプロバイダーとまとめてしまう「コラボ光」にすると安くなる可能性あります。
これも今使ってるプロバイダを継続して使えれば設定変更的なものは一切ありません。
ただ、変更手数料が3000円位かかる可能性もあるのでそこは確認したほうがいいです。
後、コラボの場合、プロバイダを変更すると通信関係の設定変更が必要になるのでその場合は手間がかかります。
以上3点を確認してみてください。該当するものがあればそれだけで安くできます。
ちなみにオプションに関してはスマホも同じです。留守電いらないけど留守電機能付いてるとか、落としたときの保証とかも別料金オプションです。
解約金がかかっても一部を除いて結果的には設定関係も変えず、そのままで料金が安くなるので、この先5年10年と通信会社そのままで使っていこうと思うのであれば無駄な部分の、みなおしだけで解約金分もすぐにペイして安く使えます。
ゲームの課金にも大きな影響を与える通信費、絶対に抑えられるところは抑えましょう。