パソコンを買ううえで、最終的には店と交渉すると思うんですけど、そのやり方も言い方ひとつで店側の値引きの対応もかわります。
- 「これ安くなる?」
- 「いくらになんの?」
- 「こっからいくら下げてくれるの?」
みたいな言い方は、店員側からしたら印象が非常に悪いです。店員も人ですから印象よく値引き交渉を仕掛けてきた人に対しては真摯に対応してくれます。(確実に値引いてくれます)
とりあえず客から値引き交渉されることは店員心情からするとはっきり言って
じゃぁどう切り出せばいいのか?
まず、最初にその店の社員に言いましょう!
- これは超重要です。家電量販店にいるスタッフの多くは単なる派遣会社から来てる人です。バイトみたいなもんです。
- 例外的にベテランみたいな人はうまく対応してくれたりしますけど、そんなのみてもわからないと思うのでお店の制服を着ている社員に聞きましょう。
簡単に価格ドットコムを見せて交渉するのはNG
- ネットで金額を調べるうえで鉄板になってる「価格ドットコム」を見せて、
- ということを言われたことも数知れず、何年も前だと短絡的にそれで下げてくれる店もあったんですけど、家電量販店も実店舗は近年ECに完全に売り上げは流れていて苦しいのが実情。簡単に下げてくれません。
- また、価格ドットコムの最安値の店舗(一応店舗と言っておきます。)はその目で見たことありますか?知ってる店舗ですか?
- PCボンバー、愛グループetc…
- こういったところは実店舗を持たないケースもあります。通常の流通ルートとは別のルートで入荷してます。単純なところだと中華系の業者が大型店舗に張り付いて安くなったものを大量に買って流してるとか。ですね。
- メーカーが大型店舗に流してる価格より安い価格で流すことは絶対あり得ない。
- そういうところと合わせてくれって簡単にいうと下手すると、客側がごねても店は突っぱねる可能性大です。
- ヤマダ、ビック、ヨドバシ、コジマ…
- とか、大型店舗で同一商品の値段に差が出ていればそれは安くしてくれます。ほぼ間違いないです。
価格ドットコムと意地でも合わせたい
- 正直言ってゴネるしかないです。
- でもゴネかたも色々あります。やくざ的に突っかけるより、絶対下から丁重に入ったほうがいいです。
- 店員も人です。めんどくさい客には長く対応したくありません。
- 逆に
- 「どうしても必要なんです…」
「ここまでじゃなくても8千円下がりませんか?」 - みたいに丁重にお願いするほうが相手は親身に対応してくれます。
- 価格ドットコムと全く同じまでは無理でも同業他社の量販店の中だと最安にしてくれる可能性は十分あります。
無茶な値下げを試みないほうが吉。
- パソコンなんかは10万円超えるものが多いです。凄い高いから1万円位下がると思ってるお客が非常に多いです。
- そんなに下げられないことがほとんどです。そこまでして売ったら赤字です。これは家電量販店のシステムによるところが多いです。(別の記事で。量販店の裏側を紹介します)
- 現実的に提示の金額より1万下がったらかなり安いですね。20万以上ならさがるかもですけど。10→9万とかはかなり厳しいとおもいます。
- 良いところ値段に対して5~6%位が値下げの妥当なところだと思います。
ネットとかでめっちゃ調べる(超重要‼)
- 今の時代安く買ううえで最も重要なことです。上記の苦労はこれですべてカバーできると言っても過言でないです。
- 家電量販に買いに来る人の多くは何も調べない(調べ方がわからない?)で来る人が多いです。そのうえで「安くしてくれ」とか、ド直球で聞いてくる。お客側も武装しないといけません。
- ネット上にいくらでも情報は出ています。たとえば…
- ヤマダウェブコム
- ビックカメラ.com
- ヨドバシ.com
- Amazon
- 価格.com
- 深堀りしなくてもこの辺でちょっと比べることも可能です。
- ネットと店舗で違う。他の量販店と違う。似た性能で安いものがある…こういう事前情報があるだけで、買い方や交渉の仕方が全く変わります。
- 店舗では実機を確認するだけで最終的にネットで買う。
同じ商品がビックカメラよりヤマダ電機のほうが3000円安いとか。
購入特典が事前にわかる(キャッシュバックがあるとか) - ちょっと調べるだけでこういう選択肢が出てきます。別の記事で中国人業者の話をしてますけど、奴らはめっちゃ調べてかつ、店舗にも毎日来るわけです。
-
楽して稼ぐために異常なほど調べる
- それが彼らの安く買う強さなんです。同じことをやる必要はないけど調べれば調べるほど安く買えるんです。極論。
ここで上げた値引き論はかなり初歩的なことです。いろんな動画やブログでも挙げられていることですけど、元販売員ならではの値引き術として、値段関係なしに一気に3万とか5万下げれる限りなく黒に近いグレーな値引き術も知ってるので、それはまた機会があればご紹介しようかな…。
家電製品を安く買う術は実はかなり奥が深いんです。