東日本を巡るツーリングも25日目を迎えてフィナーレも近くなるとともに、知ってる場所なんかも多くて行くところが迷い始めます。
なんか珍しいところはないかと探してみると、新潟県・魚沼市に「ものずき村」という村でも、道の駅でもない場所があった。
周辺は軒並み山々に囲まれた田舎道の中にポツンとある野菜の販売所と蕎麦屋。
止まっている車はそこそこあって、地元の人同士が話してる人もいれば、写真を撮ってる県外の人らしき人もいる。
ものずき村の名前の由来は…
ということらしいです。たしかに野菜も観葉植物も100円ばかりで安い。
我々のような観光客が「ものずき村」に来る理由はそば処「げんたん」が殆どだとおもいます。
ちょうど11時のオープンにものずき村に到着しましたけど、すでに6組のお客さんが先客として入店。かなりの人気店のようです。
そばはもちろんここで打ってるということ。無くなり次第終了で、時によっては開店1時間位で完売することもあるような人気店みたいです。
そばはざるとかけ。おばちゃんに注文を聞かれるのでお金もそこで払います。
天ぷらだけは別料金で100円。3つで100円‼ ネタは小ぶりだが安い。
プラスチックの箱に入れてとります。
地図のとおりで周りは畑と川だけ。ビニールハウスを全開にあけた店内で風通しもよくて気持ちいい。でもハチが店内に紛れ込んできて、畑側のお客さんがビックリして店員のおばちゃんが追い払ってました。
メニューはこんな感じ。一応うどんもあるけどここはそばですよねやっぱ。
黄色の食券と青い食券の2種類に番号が振ってあります。
出来上がった順番に店内放送で「黄色の1番の方~」「青の2番の方~」みたいな感じで呼ばれたらカウンターに行って取りに行きます。
さるそば大盛+てんぷら。
そばゆと薬味はセットでついてきます。
薬味はわさび、ネギ、みょうが、ちょっと変わったところで南魚沼名産の「かぐらなんばん」が付いてきます。
ピーマンみたいな形のしし唐ってイメージ。辛い部分と辛くない部分があるらしく、自分が食べたのはそこまで辛くなかった。当たり外れがあるみたいなので先に味を確かめたほうが良いかも。
そばは打ち立てシコシコ。もちもちした食感で食いごたえあり。つゆは関東のチェーン展開の蕎麦屋とかで出してるものに比べると辛さ控えめ。薄く感じたけどこれはこれで充分そばと絡んでうまい。
薬味も4種類と豊富ですするのが楽しい。
てんぷらはしっとり系。揚げたてではない。サックリをお求めの方には残念かも。
そば好きのかただったら一度は「ものずき村」の「げんたん」へ。
速めになくなるか可能性もあるみたいなので早めの来店がオススメ。
直ぐ近くに国の重要文化財の「佐藤家」があります。
今から約270年前の元文3年(1738年)に建てられた農家です。
新潟県外からお越しの方は中に入ることはできません。とは言っても誰か管理人的な人がいるわけでもないので結構どうにでもなりそう。
家の周りをぐるっと回ってきました。夏場は普通にヘビもでてきますから気を付けて。毒はなさそう。
歴史を感じさせるような建物好きのかたなら、ものずき村とワンセットで観光にオススメ。