秋田県のみどころは世界自然遺産の白神山地や男鹿半島のなまはげ、ツーリング好きにも鳥海ブルーライン、寒風山パノラマラインなど、日本海側には多くの観光スポットがありますが、内陸にも多く観光スポットがあります。
そのなかでも今回は日本一深い湖の田沢湖、新緑と紅葉の名所抱返り渓谷、角館の武家屋敷を丸ごと見ていける国道105号~県道50号ルートを取っていきます。
電車好きの人にも好まれるような景色もあります。こういう夏の田舎の単線ってイイ。
途中、紙風船館という仙北市の出張所があります。売店もあって近くにガソリンスタンドもあるので休憩にオススメ。
田沢湖を望むポイントはキャンプ場からか、たつこ像側からかのいずれかがメジャーかと思います。盛岡側から田沢湖に向かうならキャンプ場に向かう方が良いですが、大館から横手方面に南下するなら、たつこ像側から望むほうが近くて個人的にもこちらのほうが観光だけならたつこ像と合わせて望めるのでオススメ。
周囲約20キロメートルのほぼ円形の湖です。水深423.4メートル、日本一の深さを持った湖。永遠の若さと美貌を願い、湖神となったと伝えられる、伝説の美少女たつこ像
ツーリングの際にはGoogleマップで「たつこ像」を目印として向かえば田沢湖の目の前まで到着します。
駐車場ですが、たつこ像の目の前に斎藤商店という売店がありますが駐車場の利用は斎藤商店の利用客に限るとの事です。バイクは脇道が広く、車の往来もすくないのでそこに一時駐車しました。
北海道で美瑛町の青い池。清里町の神の子池を見てきて、これ位青い池や湖はそうそうないと思っていましたけど、田沢湖はそれに匹敵するほどの青さを持っています。
晴れているとさらに青が際立っており、湖面に空も綺麗に映ってインスタ映えもします!
冬には白銀の世界の中、神秘的な景色を見れるという事。
田沢湖から同じ仙北市に景勝地として抱返り渓谷があります。新緑と紅葉の名所である抱返り渓谷は田沢湖と角館を流れる玉川中流に続く全長10kmの渓谷です。田沢湖からは20kmも無いので30分程度で到着します。
駐車場は広いですが、コロナ過の中では観光客は殆どおらず、ゆっくり観光はできると思います。周りに売店や自販機などはありません。
周りは全て山です。10月中旬にツキノワグマの目撃情報もありますので、気を付けましょう。
遊歩道入口から桟橋までは遊歩道も割と整備されています。
桟橋を渡った先から未舗装ルートになります。この先に臨時駐車場とトイレがあります。ここでツキノワグマが目撃されたらしいです。
以前は人がすれ違うときにお互いに抱きかかえるように返さなければ通れなかったほど、狭く険しい山道だったことから、「抱返り」と呼ばれるようになりました。
舗装はされているが、現在でも交差する際は結構狭いです。雨の日などは足元がかなりぬかるみますので登山用の靴やスニーカーで歩きましょう。坂などは特にないので歩くの事態は苦はありません。
一番の見どころ、回顧の滝までは入り口から歩いて30分くらい。
抱返り渓谷随一を誇る名所。人気の一つに四季折々に表情を変え、女性が着物を着替える様を見るようなところと、木々の合間から落下する飛瀑が荘厳と雅麗な姿で白い絹布を懸した様にも見えるところなど、名の由来からもその美しさを、感じることができます。
暗い洞穴を通ることもこの道中にあります。足元に気を付けましょう。
一番先は神代ダムまで行けるようですが、回顧の滝からさらに4kmくらい先なので余程目的が無い限り回顧の滝で折り返していいと思います。
往復で1時間位の平坦な山道を歩きます。
更に渓谷から角館の武家屋敷通りも距離は10分程度ですぐです。
江戸時代に栄えた城下町で、「みちのくの小京都」と呼ばれる角館。半径2kmほどのコンパクトな範囲に、武家屋敷をはじめとした古くからの建造物が数多く現存しており、風情ある街並みを求めて、日本人はもとより外国人観光客も大勢訪れる人気の観光名所です。武家屋敷群の表通りは国の重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けており、文化財として保護されています。
武家屋敷自体は弘前仲町武家屋敷、金ケ崎の武家屋敷それ以外にも日本には沢山武家屋敷があります。
私は国内の結構多くの場所を見て回ってるので武家屋敷や昔の宿場町的な場所もいくつも見てるので、そこまで目新しさは感じませんでした。
駅からも近いので、簡単に歩いて身に行ける場所としてはいいかもしれません。
東北の内陸ツーリングは市街地以外ひたすらに山道を行きます。カーブやトンネルの多い、何もない道が続きますので、バイク乗りは安全運転で行きましょう。