横手増田まんが美術館をでてさらに南下して小安峡から、川原毛地獄を巡ります。
小安峡をGoogleマップで調べて向かっていったんですけど、目的地として到着する場所はものすごいヘンピなところです。
クマ出没注意です。
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ここからでも階段を下に降りれば小安峡を眺めることは可能ですが、足もとは地面にコケが生えまくってるので危険です。
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雨の日は危険です。横のひもを掴んで下りましょう。ただ、ここからは一番下まで降りることはできません。
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高低差約60mの峡谷。たぶんここは上流すぎると思います。「大噴湯観光物産館」のほうからが景色は間違いなく良いです。
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「観光物産館」の大駐車場向かいを目指してそこから道を渡って下ったほうが観光しやすいです。ここからスタートしたほうが一番下まで降りて小安峡一の名所、「大噴湯」まで行くことが可能だと思います。
自分は結局下まで降りることはできませんでした。下調べが足りませんでした。
大噴湯には上流側、下流側の二つの入り口があります。
上流側の階段は「とことん山入り口」の近くにあり、かなり長い直線の階段となっています。
所要時間は30分~40分くらいだそうです。
よく調べてから行きましょう‼
さて…
小安峡から川原毛地獄に向かいます。距離は近いですが、15kmくらいの県道310号がかなりグネグネ道で道中も舗装は甘い感じ。
川原毛地獄は地獄以外に、滝そのものが温泉になっていて夏場だけ無料で入浴できる「川原毛大湯滝」がありますが、この2か所を同時に見ようとした場合にそれぞれで駐車場が違うというかなりクセが強い場所になってます。
日本三大霊地の川原毛地獄のすぐ目の前にある駐車場。曲道のオンパレードの県道310号を5kmほど走っていく。駐車場は結構広いので余裕をもって駐車することができる。川原毛地獄の観光には便利な駐車場だが、天然温泉がある大湯滝までは足場の悪い火山岩の道を含めて45分ほど歩く必要あり。
川原毛地獄の麓にある天然温泉「大湯滝」にある駐車場。県道310号以上に狭く細い山道を進む必要あり。天然温泉を楽しみたい場合はこちらの駐車場の方が断然便利。この駐車場は車を30台ほど停められるが夏場の観光シーズンはすぐに満車になる。なお川原毛地獄を観光する場合は30分ほど上り坂の遊歩道を歩く必要あり。でこちらも地獄に行くのはキツイ。
地図だとこういう場所。
単純な直線距離は500m程(実際は1.5kmくらい歩きそう)ですけど、一方の駐車場に行こうとすれば大きく迂回しなけらばならない為、30~40分くらいかかります。
ぶっちゃけ地獄に近い駐車場からでも、温泉に近いほうの駐車場でも、結果的には地獄も温泉にも行くことはできるけど、坂も急で足元も不安定な、かなりキツイ道を進むことになりますので、往復すれば余裕をもって2時間は見たほうが良いと思います。
ですので観光目的にあわせて駐車場を選んだほうが良いという事です。
今回は温泉側の駐車場ではなく川原毛地獄のほうの駐車場に向かいました。
おそらくこちらのほうが来るのも楽だと思います。温泉側は結構険しい県道310号以上に細い道を進んでいくことになります。
県道310号でもこんな狭い道を進みます。
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途中にとても小さな温泉街?というか廃墟と温泉が混在した集落もあります。すごい硫黄の匂いがします。
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曲道が続く道を走り切った峠道の一番上。標高800mくらいに川原毛地獄の駐車場があります。駐車場からでも地獄の景色は目にすることができます。
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草木が生えない灰色の山肌には、いたるところから硫黄の匂いがする蒸気が吹きだしています。ここだけじゃなくて県道310号を昇っていく最中も匂います。
硫黄の匂いが苦手な人はちょっとキツイ観光地かもしれません。
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緑い多い茂る山々と灰色の山肌のコントラストは中々みれません。
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火山ガスがでている場所は入ることができません。この看板も至る所にあります。
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時間の都合で温泉までは行ってませんが、ちょっと進んだだけでかなりキツイ足場と坂が待ち受けているのがわかる感じでした。ずっとこんな感じ。
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段差も一応階段になってますけど足場が悪くて足に負担が凄くかかる。
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靴は絶対に歩きやすいもので行きましょう。
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ずっと下まで下っていけば温泉滝までたどり着きます。地獄側から温泉まで歩いて行って入浴したとしても帰りで汗かきまくって意味なさそう。
それくらいの難所‼
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標高800mなのでそこそこの山の中。奥羽山脈の真っただ中。ずっと奥のほうまで山々が連なります。栃木県まで連なる500kmあまりの日本最長の山脈。
登山とかで山を登る人が見るような景色を見ることもできます。
日本の国土のほとんどが山だという事がよくわかります。
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