朝から宗谷岬を目指します。
動画でもご紹介。
ノシャップ岬にある食堂みなとやさんで朝飯を蓄えてスタート。
ごくごく普通の日本の朝ごはんって感じ。旅先だと逆にこういうのがうれしい。
ノシャップ岬から宗谷岬は30km位。稚内市内を抜けてひたすら沿岸部を走ります。国道238号は今日の目的地の紋別の手前まで続いてます。
天気も良くて昨日とは全然違って気持ちいい。知ってる人は知ってるとおもうけど稚内市内は道案内の看板もロシア語表記になってます。
まぁロシアも近いから当然ですね。稚内だけじゃなくて根室もそんな感じになってます。
晴れた日にバイクで沿岸部を走るのはほんと気持ちイイね。
家を出てから約2週間。宗谷岬に到着です。7年前に来て以来の2回目の訪問。
七年前は11月上旬に行きました。運よく雪も降ってなくて最高気温も9℃くらいと暖かかったです。
宗谷岬の丘の上にある日本最北端のラーメン屋で有名な「間宮堂」も閉店期間だったので閉まってました。
こちらが今回。特に変わることは無いですけど7年前は中国人観光客がめちゃくちゃいましたけど、今回は日本人だけっぽかったですね。
今回は40km先の樺太まで見えました。南樺太までは元々日本の領土。
現在のサハリンスクも和名の土地名は豊原として、この辺の年配の人たちには認識されてます。
バス停があります。待合所には訪問者の書き残したノートがおいてあります。誰が新しいノートを補充してるんでしょうか?
バスは午前午後に2ほんづつ。稚内駅からの往復。
前回は閉まってた間宮堂でしたが、今回はやってました。
10時頃ですけどもう店内はそこそこの人で賑わってました。
超有名どころの観光地ですから、どんな交通手段でも容易にたどり着くことができます。
最北端のガソリンスタンドで給油しておきます。北海道はこまめな給油が吉。
最北端給油照明書は特にこちらから要求しなくてももらえます。おそらく近隣以外のナンバーにはみんな配ってるんじゃないですかね。
コロナ過のスタンドで聞いてみたけど、ここも集客は減ってるみたいですね。
どこもかしこも我慢ですね…。
さて、皆さんは「エサヌカ線」を知ってますか?道路の名前で通称なのでGoogleMapで調べても出てきませんが、ツーリングをする人なら一度は訪れておかないといけない場所です‼
通常国道238号を紋別に向けて南下するルートをGoogleMapで検索するとエサヌカ線はナビゲートしません。
猿払村を超えていくと238号沿いに通称エサヌカ線と書いた小さな看板が出てきます。見逃さないようにしてください。
個人的には北海道で一番直線が映える道路だと思います。
おおよそ10kmくらいの間、左右どちらも一面に広がる牧草地帯。
ひたすら平面で距離感がわかりづらい。正面からくる車も遠すぎるとバイクか?動物か?車か?判断できないほど。
正面にバイクを止めて一枚撮りたくなる景色。はしるなら絶対に晴れの日です!
鹿もその辺にうろうろしてます。北海道の人にとっては当たり前のシカも関東の人間からしたら珍しいくみえちゃう。
エサヌカ線を抜けたらすぐにクッチャロ湖に到着します。湖畔周辺もキャンプ地のようで道外のナンバーが多く見られました。
ちょっとした売店とトイレ位はあるキャンプ場ですが、浜頓別市街地も近いので必要なものがあればそっちにいけばいいかな。キャンプ初心者でも使いやすそう。
水も綺麗ですねぇ。満潮時はオホーツク海の水も流れ込んでくるらしい。クリオネもいるらしいけどちょっとわからんかった。
オホーツク海を一望できるような小さな岬もちょこちょこあります。
北見神威岬。神の岬ですね。積丹半島にある神威岬とは別物。
日の出岬。ガラス張りの展望台があります。寒さのキツイ2月ごろにくると流氷も目の前までみえるらしいですよ。
それは多分ここだけじゃなくてオホーツク海に面した場所ならどこでも流氷は見れるんでしょうけど、特に見やすい場所はこういう場所とかなんでしょうね。
いつかは冬にも着てみたいね。できればバイクでw
海岸まで降りていけたのでオホーツク海を目の前で眺めることもできます。
海の水がめちゃ綺麗でビックリ‼
湖とか川の水がきれいなのは幾らもみてきたけど海の水がここまで綺麗なのはさすがにすごい!
国道238号の給油ポイントですけど、国道を外すことなく給油するなら雄武町(おうむ)か興部町(おこっぺ)がベストです。浜頓別や枝幸は少し道を外して市街地に行く感じになります。
本日の目的地紋別到着。